2020年度 一般社団法人相生青年会議所 まちづくり委員会

基本方針
テーマ「郷土愛に溢れるまちへ」
 
 私は相生市で働き始めて3年になります。仕事で関わらせていただいているご高齢の方々にお話を聞いたり、観光ガイドや歴史の資料を読むなかで、相生市は本当に素晴らしいまちであることを知り、いつまでもここで暮らし続けたいと思っています。しかし、現在日本は、少子高齢化の時代に突入しており、相生市も同様に市民の3人に1人は65歳以上の高齢者となっています。特に出生率や転入率よりも、死亡率や若い世代の転出率が多いのが現状です。このままでは、相生市から次世代を担う若者が居なくなってしまうでしょう。
 では、相生市がいつまでも暮らし続けたい、また帰ってきたいと、より一層思えるまちとなるにはどうすれば良いでしょうか。それには、先人たちが作り上げてきた相生市の自然や文化、歴史を小さなころから知り、郷土愛を育み、市民としての誇りを持ってもらう仕掛けが必要だと考えております。
 本年度のまちづくり委員会の基本方針として、歴史や文化を学び、郷土愛にあふれるまちづくりを目指して活動してまいります。例会では、相生市の歴史や文化を学びます。事業では、その学んだことを、子供たちに伝え、郷土愛を育むきっかけとなる物を作ります。
 私はまちづくり委員長として、相生青年会議所メンバーと共にまちに向き合い、様々な各種団体及び企業、市民の方々と世代を超えて共に明るく、郷土愛に溢れる未来を創造してまいります。